真面目すぎる!完璧主義!なHSPの性質は悪いこと??

HSPの性質を激しく持つkakatoです。

施設で管理栄養士をしています。

 

自分がHSPだと気づいてから5年くらいが経ちました。この5年の間に、テレビやSNS等でHSPという言葉をよく見るようになりました。

(脱線→よく見ているとはいえ、HSPの人が興味を持って見ているだけで、非HSPの人はあまり興味はないような気がします。)

 

そこで目にするのが、HSPは「真面目すぎる」「完璧主義」という言葉です。

私もよく当てはまります。

 

今はその言葉が人をディスるときに(けなす?)使うようになっていることがよくあるのですが、私は何が悪いの?って思います。

 

不真面目より真面目すぎるほうが絶対良いと思うし、真面目すぎたって、真面目すぎる人と楽しく面白く話はしてるんですよね。

なぜ、たくさんいる真面目じゃない人に合わせていかなければいけないのか、よくわかりません。

 

完璧主義だってそうです。完璧主義でないと勤まらない仕事もあるんですよ。命を扱うような仕事とかね。そんな仕事をしていると、どんだけやっても完璧ではないんです。

でも完璧を目指していくことで、どんどん仕事のやり方も質も良くなっていきます。

 

ただ、私生活で自分以外の人に完璧を求めたりはやめたほうがよいと思いますが、仕事や自分へ完璧を求めて過ごしていくのは、別に変なことではないと思います。

 

HSPの性質が、今の世の中では生き辛いということはわかりますが、その性質を変えられないから辛いんです。

だから、HSPの人に、「真面目すぎる!」「完璧主義者!」と悪口のように言わないでほしいのです。

 

不真面目で適当よりは全然いいことなのだから、仕事については、そのままでやらせてほしい。

気を遣うHSPさんは、他の人に迷惑をかけることはしないと思います。

そして、HSPの人は、自分が真面目すぎること、完璧主義なこと、わかってます。それが良くない方向へ進んでしまうことがあるのもわかってます。

それでも悲しいくらいにその性質を変えられないのがHSPの人なんです。

(全員ではないと思うけど、私が会うHSPさんは、みなそういうタイプの人が多いです。)

 

私には相方がいるのですが、繊細さはちょっと持ってはいますが、非HSPです。

長年いるので、私が真面目すぎるところを発揮しているときでも、そっとしててくれます。たぶんそれに付き合うのがめんどくさいからって理由だと思いますが、助かります。

 

いっぱいいっぱいのときに、相方にぶつけても、何も直そうとか正そうとはせず、いてくれます。

 

相方からは、「そんな性格疲れるだろうねー」ってよく言われます。

そう言われるだけでほっとした気持ちになります。

 

それだけで十分です。疲れるけどしょうがないんだよねーって自分でも納得できます。

 

きっとHSPの人は、そういうほっとできる人がひとりいれば、自分のことをちょっと仕方ないんだな、って納得できると思います。

 

 

HSPのすべての人が、少しでもほっとして過ごせますように。