HSPのひとり反省会~人から下に見られてしまうこと~

こんにちは!

HSPの性質を強く持つkakatoと申します。

老人ホームで管理栄養士歴16年目、なんとか働いています。

 

HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。
HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、即生まれ持った性質であることがわかっています。
統計的には人口の15%~20%。5人に1人があてはまる『性質』であり、稀ではありませんが、裏を返せば、約8割の人はこの性質にはあてはまらないため、HSPの特性は共感を得ることが難しく、HSPでない人たちとの差に自己嫌悪を感じることや、まわりに合わせようと無理をして生きづらさを感じやすくなる性質といえます。』

 

もっと詳しく知りたい人は調べてみてね。

 

本題に入りますね。

昔からなんですが、人から下に見られてしまう=人の下にいるように行動してしまう、ということが良くあります。

学生のときや、社会人になってから、今もそうです。

 

それで学生時代はいじめられたり、社会人になってからは、後輩同僚からひどい言葉をぶつけられたりしたことがたくさんあります。

同じHSP体質の人からは、とても感謝されたり、仲良くなったりしていましたが、そういう人と出会うのは稀なことで、職場でも1~2人いるからな?(50人の職員がいます)って感じです。

 

人を下に見る人が嫌な人ではあるのですが、なぜ人から下に見られてしまうのか、自分なりに考えました。

 

 

〇優しすぎる

HSPの人は、とにかく優しい人が多いです。

初対面では、人に気を遣い、その人に嫌な感じを持たれないようにその人に全面的に合わせます。

笑顔を絶やさず、自分の意見は言わず、とにかくいい人を演じます。

 

私もそんなところがあるので、初対面の人には、とても好かれます。女性男性問わず。

 

それを繰り返していると、その人は、HSPの人はなんでもしてくれる、なんでも聞いてくれる、ちょっと悪いことしても、嫌なことしても大丈夫、となめてきます。下に見てきます。

 

優しいって最高なことなのにね。

 

〇真面目すぎる

HSPの人は真面目な人が多いです。HSPの人からすると、真面目にきちんとしないと気持ち悪いからしているのですが、周りから見ると、細かくて、めんどくさい、ということになります。

 

間違えたことはしないHSPの人は、周りが不真面目で適当に仕事をする人ばかりだと、うざがられます。そして、孤独にさせられます。

 

「あいつ、めんどくさいからいいよ」

「あの人、真面目すぎて~」

 

と言われて、仲間外れにされ、下に見られます。

 

真面目って素敵なことなのにね。

 

〇ひとりでも大丈夫に見える

大勢の人がいる空間が苦手なHSPさんは、ひとりでいることが多くなります。

まぁ、無理して大勢の中に身を置いているときもありますが。

 

私は、学生のときから、大勢で行動することが嫌いで、教室移動、トイレなどに、何人もで行く姿を見て、めんどくさ~と思ってました。

女子グループのイザコザが起こっても、冷めた目で見ていました。

 

ひとりで教室を移動したり、ひとりで家に帰ったり、飲み会に参加しなかったり、、、

そうしていると、

「あの人、ひとりでも大丈夫な人だから」

「あいつ、心強いから」

と言われます。

気持ちのわからない人たちから、下に見られます。どうでもいい人、になってしまうんです。

 

本当は、ひとりは寂しいときもあるし、おしゃべりはしたいし、心は繊細で弱いのに、

そういうことを言われすぎて、大人になっても、ひとりで大丈夫な自分を演じてしまいます。

 

〇無理してしまう

HSPさんは、ここまで書いたように、真面目な人が多いです。

人に合わせるように頑張ってしまいます。

 

仕事で大変な役回りが回ってきても、頑張ってやってしまいます。

周りの人間が適当で、全てを投げてきたとしても、無理して体を壊してもやってしまいます。やりすぎてしまうんです。自分でも気づかないまま。

 

そんなことをしていると、

「あの人、なんでもやってくれるから~」

「めんどくさいことはあいつの投げとけばいいよ」

と下に見られます。

 

感謝もされることはありません。

たまにやらないと、なんでやってくれないの?という目で見られます。自分の仕事でもないことでも、頑張らなくてはいけなくなってしまいます。

 

本当は仕事がとってもできるだけなのにね。

 

 

 

このように、HSPの人は、性質の良いところを出しすぎてしまうと、人から下に見られてしまうことが多いようです。

 

下の見てくる人が嫌な奴なんですけど、下に見られすぎると、どんどん自己肯定感が下がり、精神的に落ち込み、うつうつとしてしまうし、人付き合いがますます怖くなってしまうので、なるべく下に見られないようにしたいですよね。

 

そのためにはどうしたらよいか、試行錯誤の毎日です。

 

自分なりに、仕事のときに気をつけていることをお知らせしますね。

 

◇変な人に近づかない

HSPの人の優しさにつけこはむような人には近づかないようにします。

 

HSPの人は敏感だから、初対面で、なんとなくこの人変だな?とかちょっとおかしいな?っていう人、わかりますよね?

 

そういう人には近づかず、同僚ならば距離感を持って接しましょう。

距離があれば、下に見られることは少なくなります。

 

◇意見は求められるまでしない

◇人の仕事には一切口出ししない

HSPの人は、人より全てのことにおいて気づきます。

自分の仕事以上のことにも気づきます。

こうすればいいのに、それしたら失敗するのに、、、と先のこともわかりますが、あえて見て見ぬふりをします。

自分の仕事だけに集中するようにしましょう。

 

めんどくさい自分をやめて、勝手にやってもらって、勝手に失敗してもらいましょう。

自分は失敗しないですけどね。

 

◇これ以上やらなくていい

HSPの人は、頑張り屋さんが多いです。細かなことも全てを考えて仕事をしているため、周りの人よりも仕事は早いし、正確です。

 

自分では普通の状態と思っていても、他の人と比べたら、つねに頑張ってつねに無理している状態です。

 

なので、こんくらいでいいや、くらいでちょうどよいのです。

これ以上やらないでください。みんなそんなにやっていません。

 

自分の仕事だけして、あとは帰る、そういうことを繰り返すと、無理に投げられることは減っていきます。(管理職なので、下と上からはどうしてもありますが)

 

 

 

 

仕事上では以上な感じですが、

プライベートでは、自分のことをわかってくれる人との時間を大切にして、

甘えたり、好き勝手言ったりしています。

あとは、ひとりでゆっくりする時間を持つことです。

 

本当に本当に、下に見る奴が一番嫌な奴なんですよ。HSPさんがそのまんまで大勢の中で生きていけるのが一番いいことだけど、絶対その世の中は存在しないので、気づける

HSPさんが自分を守るために気をつけていきましょう。