管理栄養士の私が躁うつ病になりかけたときのこと

こんにちは。老人福祉施設で管理栄養士をしているkakatoです。

管理栄養士(以下栄養士)歴は15年で、それなりにベテランに入っています。

 

HSPの性質を強く持ち、冗談の聞かないノリにのることもしない、できないような性格を持っています。PMS(生理前症候群)の症状が重たくて、毎月毎月精神的に落ち込みがあり、泣いたり怒ったりと制御できなくなることもあります。

そんな私なので、働き始めてからは何度か死にたくなるくらいの落ち込みを経験したことがありました。

 

2020年の11月から2月にかけて、落ち込みが激しく、生理前の時期などすら関係ないずっと続くひどい落ち込みがやってきました。本当にひどかったのは、1か月程度でしたが、その状態が数か月続いていたら、本当に死んでいたかも、と今は思います。

今もまたあのひどい状態になるのではないか、という不安を抱えています。

 

主な原因は「仕事のストレス」です。

解消することが全くできなくなり、積もっていった結果です。

 

どういう症状になったか、書いていこうと思います。

 

〇不眠(寝付けない、何回も起きる、職場の夢ばかり見る、起きて泣けてくる)

〇動悸、胸の苦しさ、胸の重さ、息苦しい

〇文章が読めない(頭に入ってこない)

〇世間話をすることができなくなった

〇プライベートのLINEを返すことができない

〇勝手に涙が出てくる

円形脱毛、背中や肩のコリがひどい

〇人の声、目線が辛い

〇食欲がない

〇全く笑えない

〇仕事のストレスで頭がいっぱいで家に帰れなくなる

〇人がいるところが辛い(コンビニも怖い)

〇夜中起きたときに、死ぬこと、自殺についてネットで調べている

〇気持ち悪い(喉にボールが詰まっているような感覚)

〇仕事以外で、同僚から愚痴や精神的な悩みを聞くことが辛くてできない

〇さぼっている人を見るのが辛い

〇事務所の席に座っていることが辛くて仕方ない(耐えられない)

〇出勤時に車で事故に巻き込まれたい、職場が爆発でもしてなくなればいいのに、と考える

〇家族と一緒にいられない(暗い部屋でベッドにうずくまっている)

〇ずっと見られている席が辛くていられない(360°目線があり、360°人が通る)

 

もっともっと症状は細かくありましたが、思い出すだけでこのくらいの症状がありました。

 

どうにかしなければ、と思っていましたが、休日は体が鉛のように重たくて動くことができず1日中寝ている状態でした。

 

もう自分1人ではどうにもならないな、と思ったのが、上にも書いていますが

〇夜中起きたときに、死ぬこと、自殺についてネットで調べている

ということに朝気づいたことです。

 

迷惑をかけずに死ぬ方法

首吊りは苦しいのか

見つからずにそっと死ぬ方法

うつで自殺

 

などというワードを検索している自分がいました。

 

夜中、自分が気づかないうちに変な行動を突発的に起こしてしまうのではないか、と不安になりました。

 

そこでまず、心療内科や精神科について調べました。詳しそうな友達に、どこの病院、どの先生がいいのかも聞きました。

カウンセリングについても調べ、予約しそうになるところまでいきました。

漢方薬、サプリ、も調べ、実際飲んだりしてみました。

 

でも、その調べる、という行為自体が私にはとても辛いことでした。頭を使う、考えるということが、ほとんどできない状態で、ちょっとスマホで調べては疲れ果て、通院するところまでいきませんでした。

 

なぜ、少しずつでもその落ち込みから這い上がることができたかというと、、それは

友達の存在でした。

 

連絡がとれない私のことを心配して、LINEをくれる友達がいました。それに対して、頻繁に返すことはできませんでしたが、たまに、本当に気持ちが大丈夫なときに、返信して、少しだけ気持ちを吐き出していました。

 

その友達もHSPの性質のある、繊細な人なので、私の苦しみを批判せず、理解してくれようとしていました。

家に帰れないときは、その子にLINEをし、吐き出してから家に帰るようにしていました。(それでも数時間家に帰れずコンビニの駐車場にいることも多々ありました。)

友達と会うまでには時間がかかりましたが、あまり話さず静かにドライブとか、落ち込みについての話をずっと話すとか、少しずつ会って吐き出せるようになっていきました。よく嫌にならずに聞いてくれたな、と今になるとおもいます。

 

死にたい、という夜中の急に沸き起こる思いは、その子のおかげで少し引っ込みました。

 

ただ、心の傷、というのは、ものすごく深く残っている、と感じます。

一度、精神的にひどく辛い状態になってしまうと、回復にはものすごく時間がかかります。

1年経っていますが、いまだ以前のように無理ができない、ストレスに弱い状態になっています。もう、前のように戻ることはないと思います。

 

ストレスをためないことが一番だとは思いますが、ストレスがたまる栄養士の仕事、ストレスがたまる会社での位置、ストレスがたまる周りの同僚、、、これはここの職場、栄養士をいう仕事を辞めない限り続くものだと思います。

職場へ改善を求めたときがありましたが、上司、同僚は全く取り合ってくれませんでした。私の位置の人がいるから、ストレスを回避できている上司や同僚なので、そりゃそうですよね。

 

今は、毎日毎日、今日はどういう精神状態になるのか、不安な気持ちを持って出勤します。

 

なんとか落ち込みすぎないようにするため、以下のことをなるべくしています。

 

〇生理前2週間は予定を入れず早めに寝床に入るようにする(それでも不眠状態は続いています。)

〇ストレスをためすぎる前に休みを入れておく(辛すぎる状態になると、休むことさえできなくなります。)

〇休みの日はなるべき自然のある場所に行く。

〇疲れる人とは会わない。(会っている友達は2、3人)

〇集中できないときは耳栓や眼鏡をして自分の世界に入るよう心掛ける。

〇お風呂に浸かる。

〇映画を見に行く。(仕事以外のことを考えるように。)

 

落ち込んでからだと、動くことさえできなくなるので、なるべく自分では大丈夫だ、という状態のうちに上のことをして、自分を守るようにしています。

 

なぜ、ここまでのストレスをためてしまうのか、自分の性質もありますが、「栄養士」という仕事だから、ということが大きいと思います。

 

次は栄養士のストレスについて書きたいと思います。

 

taki1102.hatenablog.jp

 

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さらに、HSPな性質のため、よりストレスがたまる模様↓↓

 

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